慶大・柳町リーグ戦通算100安打 史上33人目

早大対慶大 7回裏慶大無死、左前打を放ちリーグ通算100安打を達成する柳町(撮影・河野匠)

<東京6大学野球:早大3-2慶大>◇第8週第1日◇1日◇神宮

慶大・柳町達三塁手(4年=慶応)がリーグ戦通算100安打を達成した。史上33人目。

この日は「1番中堅」で先発出場。3打席凡退で迎えた7回の第4打席、先頭で早大・早川から左前打を放ち、通算100安打目。打球が左前に落ちた瞬間、慶大ベンチが沸いた。

5月5日の東大2回戦で2安打を放ち、残り1本とした。その後の明大戦2試合では無安打を喫し、大台到達は最終週の早慶戦に持ち込まれていた。15打席ぶりの安打だった。

今春は、不動の1番打者として打線を引っ張った。1年春からこの日まで、リーグ戦全89試合にスタメン出場を続けるが、順風満帆ではなかった。

昨春は打率2割6分9厘。昨秋は同2割5分9厘と、不振の1年を過ごした。それが、今季は開幕から安打量産。99安打後に一時止まったとはいえ、首位打者争いを演じている。始動を早めるなど、オフに打撃を見つめ直した成果だ。「悪い時には何かしら原因がある。それを教えてもらったというか、再認識できました。それが大きかったのかなと思います。去年は本当に悔しかったんで。いろいろ変えてみようということを、認識させてくれたのかなと思います」と振り返った。

大久保監督は「1年の春は、まだ相手もデータ不足だった。今は、打たさないと思って投げてくるところで結果を出している。去年、悪かったのも良い経験なのでしょう」と目を細める。

リーグ史上最多は、明大・高山俊の131本だ。慶大の最多は、堀場秀孝の125本。巨人前監督の高橋由伸は119本を重ねた。柳町は、どこまで迫れるか。