早大・小宮山監督、1番滝沢の本盗&V弾に大喜び

早大対慶大 8回表早大2死、中越え本塁打を放つ滝沢(撮影・河野匠)

<東京6大学野球:早大3-2慶大>◇第8週第1日◇1日◇神宮

早大の1番滝沢虎太朗外野手が足で、長打力で勝利を導いた。4回にチーム初安打し、バント、暴投で三塁に進むと、本盗を仕掛けた。

「昨秋から(慶大・高橋佑を)見てて捕手の返球を受けたあとにロジンに触る。2、3秒あればいけるんで」。自身初の本盗成功。8回には中堅左へ決勝本塁打した。試合前、滝沢から本盗狙いを聞かされ、ゴーサインを出していた小宮山悟監督(53)は「早慶戦で本盗と本塁打するのは初の快挙でしょう」と驚きながら、大喜びしていた。