阪神岩田が初黒星「反省」広島戦は13試合未勝利

5回裏阪神1死三塁、ジョンソンに適時打を浴び、渋い表情の岩田(撮影・奥田泰也)

<広島7-5阪神>◇1日◇マツダスタジアム

阪神岩田稔投手が5回2/3を7安打4失点で今季初黒星を喫した。5回先頭の小窪に直球を左翼席に運ばれて先制点を献上すると、その後もショート木浪の悪送球などで1死三塁のピンチを背負い、投手ジョンソンにまさかの右前適時打を許して失点した。

6回も先頭バティスタにアーチを浴び、1死満塁で石原に中犠飛を許したところで降板。最高の立ち上がりを見せていただけに岩田は「こういうエース級と対戦すると、先に失点すると負ける。反省しないといけない」と、悔しさをかみ殺した。

5年近くカープから白星を挙げていない。岩田は14年7月8日に勝利したのを最後に広島戦は13試合未勝利。この試合で7連敗となった。ただ、前回対戦した5月2日には7回無失点と好投。相性が悪いわけではない。35歳のベテラン左腕は「やり返したいです」と話して帰りのバスに乗り込んだ。