日本製鉄広畑が敗戦 プロ注目宮田6Kも制球反省

救援登板した、プロ注目右腕の日本製鉄広畑・宮田(撮影・望月千草)

<第90回都市対抗野球大会近畿地区第二次予選第1代表決定戦:三菱重工神戸・高砂6-1日本製鉄広畑>◇決勝◇3日◇京セラドーム大阪

日本製鉄広畑は兵庫県勢対決に敗れ、近畿一番乗りでの都市対抗本戦出場を逃した。

プロ注目で最速149キロ右腕・宮田康喜投手(22=姫路南)は5回途中から救援登板し、4回2/3を投げて4安打3四球で1失点だった。「まっすぐは良かったけど途中乱れてしまった」。140キロ代中盤の直球などを駆使して6奪三振も、8回1死満塁から押し出しで1点を失い「制球が悪かった。踏ん張りきれなかった」と悔やんだ。

この日は複数球団が視察し、オリックス・谷口スカウトは「去年より成長している。腕が振れるようになった。フォーク、スライダーで三振が取れるのが魅力」とコメントした。

日本製鉄広畑は第2代表の座をかけて、5日、NTT西日本(13時・大阪シティ信用金庫スタジアム)と戦う。時間は試合開始予定。