中日堂上直倫が初の兄弟で代打満弾 剛裕15年記録

6回表中日1死満塁、堂上直倫は左越えに満塁本塁打を放つ(撮影・今浪浩三)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク6-4中日>◇4日◇ヤフオクドーム

中日堂上直倫内野手(30)が、ソフトバンク・バンデンハークから代打満塁弾を放った。

6回1死まで完全投球を続けられていたが、敵失と京田、遠藤の連打で満塁に。ここで代打に起用され、バンデンハークの151キロストレートを左中間スタンドにたたき込んだ。4月13日阪神戦以来の満塁弾で4-5と1点差に迫り「チャンスで、あそこで代打に送ってくれたので、期待に応えたかった。最高の結果です」と、今季6号弾を喜んだ。

▼堂上が代打満塁本塁打。堂上の満塁本塁打は今年の4月13日阪神戦以来3本目で、代打では初めて。堂上兄弟は兄の剛裕も巨人時代の15年8月12日DeNA戦で代打満塁本塁打をマーク。兄弟で満塁本塁打は堂上兄弟を含め8組いるが、兄弟で代打満塁本塁打を記録したのはプロ野球史上初めてになる。