ソフトバンク和田は最速144キロ「最低限の投球」

2年ぶりに登板した先発の和田毅(撮影・今浪浩三)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク5-2中日>◇5日◇ヤフオクドーム

ソフトバンク和田毅投手(38)が2年ぶりにヤフオクドームに帰ってきた。初回は12球で3者凡退。2番堂上の5球目にはこの日最速144キロを計測するなど、左肩は問題なかった。

同点の5回2死一、三塁のピンチでは、この日同点本塁打を含む2打数2安打のビシエド相手に2球とも内角へきっちり攻め込み左飛でピンチをしのいだ。和田はこの回で降板。5回78球、7安打2失点。「久しぶりにヤフオクドームのマウンドに上がり、とても力が入りました。5イニングですが、先発としての最低限の投球はできたかなと思います」。633日ぶりの白星とはいかなかったが、試合をしっかりつくり38歳和田復活を印象づけるには十分のマウンドだった。