好調の阪神マルテ3打点 福留代役5番で増す存在感

ロッテ対阪神 3回表阪神1死満塁、右犠飛を放ちナインに迎えられ笑顔を見せるマルテ(撮影・前田充)

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ3-4阪神>◇6日◇ZOZOマリン

阪神ジェフリー・マルテ内野手が自己最多の3打点で勝利に貢献した。初回の好機で種市から中前に先制の2点適時打。「チームにいいリズムを作る意味でも大切な打席だった」。

自己最長の連続試合安打も「9」に伸ばすと、3回は1死満塁で右犠飛を上げて3点目をたたき出した。福留の離脱で2日広島戦から5番を務め、4試合で18打数6安打5打点1本塁打と堂々の代役ぶり。

気温の上昇も好調の要因か。4月は打率1割2分5厘だったが5月は2割5分7厘。蒸し暑い6月はドミニカ共和国出身のラテン男らしく? 3割8分1厘とバットも熱を帯びてきた。守備でも好守を見せ、「しっかり貢献しいくことを続けていきたい」と引き締めた。