<日本生命セ・パ交流戦:巨人4-3ロッテ>◇7日◇東京ドーム
1点差で競り勝った巨人原辰徳監督(60)が、プロ初本塁打となる同点2ランを放った若林を称賛した。
「すばらしい。(内角の)難しいボールでね。やはり切れ味あるし、ファームのスタッフのいい指導の中、私自身もそれを信じて彼を使ったというところにね、彼の良さがその通りに出た。2試合続けて殊勲者ですよね、見事でした」
4試合ぶりに4番に復帰した岡本にも勝ち越し適時打が出た。
「ああいう場面で出るようになると、チームの中での信頼感というのもさらに大きくなる。本人も大きく、また成長する糧となると思いますね」
6回1死二、三塁では右翼手亀井の好返球で、本塁で刺した。
「亀井の返球ももちろんですけれども、宮国もあそこの場面を0点に抑えた。1点、2点ぐらいはと思っていたんですど、見事な守りを全員でしたと思いますね」
8回はマシソン、9回は中川で逃げ切った。
「マシソンも大きいし、田原もね、あの場面で、7回を任せたというね、そのなかで0点に抑えたというのも大きい。(中川)皓太もだいぶ落ち着きが出てきた感じはありますね」
前日に続き2試合連続で1点差の接戦を制した。
「もう、接戦しかないですね。接戦が、我々としてもやっぱり望むところということでいかないとね、僕はそういうつもりでいます」