ロッテ土肥「防ぎたかった」坂本勇人の1発悔やむ

巨人対ロッテ 話しながらベンチへ戻るロッテ土肥(左)と柿沼(撮影・中島郁夫)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人5-6ロッテ>◇8日◇東京ドーム

今季初先発のロッテ土肥星也投手(23)が5回2失点で降板し、白星を手にすることはできなかった。

最速143キロの直球と決め球の110キロ台のチェンジアップを武器に7三振を奪うなど好投を見せた。しかし、2回には142キロの直球を陽岱鋼に、5回には119キロのチェンジアップを坂本勇にスタンドに運ばれ2点を失った。6回の攻撃で代打を送られ交代となった。

土肥は「ランナーを出しながらのピッチングでしたが、なんとか粘り強く投げられたとは思います。しかし5回の坂本さんに打たれた本塁打は防ぎたかったです」と肩を落とした。

今季はこれまでイースタン・リーグで11試合で先発し、リーグトップの7勝を挙げ(1敗)、防御率2・94の成績を残し満を持しての登板だった。