阪神高山マルチで猛アピール!矢野監督「意味ある」

9回裏阪神1死一、二塁、高山俊は適時二塁打を放つ(撮影・上山淳一)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神5-10日本ハム>◇8日◇甲子園

阪神高山俊外野手がポジション奪回に必死だ。

10点を追う8回、先頭で中前打を放って北條の反撃アーチを呼んだ。9回は1死一、二塁で、鍵谷の速球をとらえ、左中間に適時二塁打。6試合連続スタメン出場中でこの間3度目のマルチ安打をマークと、気合十分だ。

矢野監督は「ずっと試合に出るメンバーじゃないメンバーがああいうふうにやるのはチーム全体としても意味がある。俊(高山)もそうだし、北條もそうだしね」と評価。同じ外野手の福留が復帰間近だけに猛アピールした格好だ。