ロッテ石川の交流戦連勝止まる、完璧出だし生かせず

巨人対ロッテ 力なくベンチへ戻るロッテ石川(撮影・中島郁夫)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人11-3ロッテ>◇9日◇東京ドーム

ロッテ先発の石川歩投手(31)が4回6失点で降板。自身3連勝とはならなかった。

初回、1番亀井、2番坂本に対し6球連続で直球を投じ、2者連続3球三振。3番丸からも自己最速の153キロの直球で空振り三振を奪い、完璧な立ち上がりを見せた。

しかし2回に大城、陽岱鋼に連打を浴び先制を許すと内野ゴロの間に2点目を与えた。3回からは球威も落ち、3回先頭の亀井に5号ソロ、4回先頭の若林にも2号ソロを浴びるなどなど4回9安打6失点で5回に代打を送られた。

石川は「ボールが全部高かったです。それだけです」とうつむいた。17年6月13日から続いた交流戦の連勝も5で止まった。