ヤクルト原11日先発 初の福島、中8日も問題なし

室内練習場で調整するヤクルト原(撮影・保坂恭子)

ヤクルト原樹理投手(25)が、チームをさらに勢いづける。11日の楽天戦(郡山)先発に向けて10日、埼玉県内で行われた投手練習で調整した。

雨天中止があったため先発ローテーションが再編となり、中8日での先発。「ブルペンに多く入ったりはしましたが(間隔があくことで)特にパフォーマンスに関わりはない」と力強く話した。

異例の中4日で先発を任された2日のDeNA戦(横浜スタジアム)では、6回2/3を被安打5の1失点にまとめた。先発の仕事をきっちり果たし、5月14日から続いていたチームの連敗を16で止めた。

楽天戦は郡山で開催されるが、原は「福島県に行くのは、初めてだと思う」という。17年に楽天と対戦した際には、無四球で完投勝利。現在パ・リーグ1位タイと好調の楽天に対し「打点を挙げる打者の前にランナーを出したくない。つながれたくない」と警戒していた。

5月11、12日の巨人戦以来の連勝へ、チームを導く。