ソフトバンク武田が大山三振斬りで土壇場ピンチ脱出

7番手で登板するソフトバンク武田(撮影・栗木一考)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク2-2阪神>◇11日◇ヤフオクドーム

ソフトバンク武田翔太投手(26)が延長12回、2死満塁のピンチをつくったが4番大山から空振り三振を奪い無失点で切り抜けた。

最後は2度捕手のサインに首を振った。「投げていなかったので僕の中ではスライダーだった。フォークもあったが抜けることもあるので」と外角へスライダーを投げきり、「うれしかった」とグラブをたたいて珍しく大きなガッツポーズを見せた。

「ピンチをつくったのは反省ですね」と話したが、森、モイネロと勝ちパターンの投手を出した後に、武田が控えているのは頼もしい。