矢野監督、植田プロ1号称賛「プレミアム」一問一答

ソフトバンク対阪神 8回表阪神1死二、プロ1号本塁打を放った植田海を出迎える矢野燿大監督(撮影・今浪浩三)

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク2-2阪神>◇11日◇ヤフオクドーム

-梅野が大きな1発

矢野監督 すごかったね。飛距離も十分やったし。取られた後やったし、逆転やったし。タイムリーも最後はボールかなっていうところを食らいついて。まぁあの2点がなかったら流れがこっちになかなか来なかったところだと思うけど。地元でね。いい働きを、守りもしっかり守ってくれて。申し分ないです。

-原口は先発で2安打

矢野監督 しぶといね、フミ(原口)のそういうバッティングはチームの力にもなる。アウトの打席でも、何とかしようという粘り強さっていうのがね、すごくいいところだと思うので。そういうところは今日もらしさを出してくれていたし。いいところでタイムリーも打ったし、良かったと思います。

-今後先発っていうのは

矢野監督 それはもう…分からん。どうするか。

-効果的な得点で突き放した

矢野監督 やっぱり俺らはああいうところで1点1点取っていくっていう野球をしていかないと。ケント(糸原)も追い込まれながらもタイムリー打ってくれたし。海(植田)もプロ入り初ホームランっていうプレミアムなことも起きたし。バッティング練習でもあんなの見たことないんだけど。完璧なスタンドまで行ったホームランを目の前で見られて、うれしそうな顔でベースを一周して帰ってくるカイ(植田)の顔を見られてうれしかった。本当にいい点の取り方ができたと思う。

-青柳が粘投

矢野監督 本当に安定感がありながらね。1点はユウスケ(大山)のエラーからの1点だったしね。内野安打で1点というね。完全にやられたなというところもなくね。最近もいいピッチングをしても勝ちが付いてなかったと思うんでね。ピッチング内容も勝ちも付いたんで素晴らしかったと思います。

-昨夜の粘りがつながった

矢野監督 毎日、毎日勝負でね。毎日、毎日大事な試合にはなるんだけどね。やっぱり昨日、土俵際まで行って、こっちが勝てるかというところまで行ってね。追いつかれてまた、最後ね。土俵際まで追い込まれてでも、粘れたっていうのが。やっぱり、こういう勝ちになるか、負けになるかは全然違うので。ましてや、ソフトバンクは交流戦に入ってもしっかりとした戦い方をしている。そういうチームにこういった試合ができたのは大きいと思うし。まずはヤギ(青柳)とリュウ(梅野)がそういう流れをしっかりつくってくれたんで、よかったと思います。