東農大北海道・新宅V打 前日の打撃練習で開き修正

城西国際大対東農大北海道オホーツク 7回裏東農大北海道オホーツク1死二塁、新宅は勝ち越しの中前適時打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<全日本大学野球選手権:東農大北海道オホーツク8-1城西国際大>

東農大北海道オホーツク(北海道学生)が、北海道勢では17年の東海大北海道以来2年ぶり、同大としては初の4強進出を決めた。15日の準決勝は明大(東京6大学)と、道勢初の決勝進出をかけ対戦する。

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2回戦まで8打数無安打だった新宅優悟(4年=飛龍)が、決勝打を放った。

12日の2回戦後、東京の本部キャンパスで午後7時から約2時間打撃練習し「体の開きが早かったので修正できた」。この日は3安打2打点と気を吐き「安打より、絶対に塁に出るんだという思いで臨んだ。僕らはずばぬけた力はない。次の試合も、とにかく気持ちを出し切るだけ」と前を向いた。