オリックス成瀬、粘投も1071日ぶり白星はお預け

オリックス対阪神 オリックス先発の成瀬(撮影・前田充)

<日本生命セ・パ交流戦:オリックス6-4阪神>◇14日◇京セラドーム大阪

先発したオリックス成瀬善久投手が6回3安打2失点の粘投も16年7月8日以来1071日ぶりの白星はお預けとなった。

スライダーやチェンジアップ主体でリズムよく低めに制球し、凡打の山を築いた。連打などで2点を失った2回以外は、3者凡退の回を3イニング作るなど、二塁を踏ませなかった。味方打線は初回にロメロの8号2ランで先制した後は沈黙が続き、力投した成瀬を援護することができなかった。

成瀬は「今日は先発として最低限の仕事はできたと思います。ただ、全体的に低めに丁寧に集めることができていただけに、チームが先制点を取った直後に失点を許してしまったところは反省しなければいけませんし、悔しいです」とコメントした。