辻監督「悔しい」大逆転勝利目前も守乱で敗れる

西武対ヤクルト 9回裏西武2死、最後の打者の秋山(手前)が見逃し三振に倒れる様子をじっと見つめる辻監督(左)(撮影・狩俣裕三)

<日本生命セ・パ交流戦:西武5-6ヤクルト>◇15日◇メットライフドーム

西武は完敗ムードから一転、大逆転勝利目前も結局、守乱で敗れた。

1点リードの9回は守護神増田に託されたが、内野安打に悪送球が重なり、無死二塁。投前のバントは捕手の森が三塁送球を指示したが犠打野選に。同点適時打を浴びた後の無死一、二塁は再び投前のバントで三塁封殺を狙えるタイミングだったが、今度は慎重になり犠打を許した。

辻監督は「逆転したからこそ悔しい。それまでは完敗だったから」と話した。