<ウエスタン・リーグ:阪神3-4広島>◇18日◇鳴尾浜
2軍調整中の阪神藤浪晋太郎投手(25)が、実戦復帰後4度目の登板となったウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)に先発して7回を10安打3失点だった。復帰後最長イニングで打たせて取る投球を実践してみせ、表情は明るかった。
藤浪は右打者4人の相手打線に対してセットポジションから2段モーション気味のフォームで投げ込んだ。0-0の3回。先頭から連打で無死一、二塁のピンチを招いた。2番永井を三振にとるも、3番松山から適時打3本を含む4連打を許し、この回6安打で3失点。「ストライク先行で打たせにいって、それが少し単調になった」。復帰後3戦で9回を1安打無失点と安定していたが、4戦目にして初失点となった。
それでも4回以降は立ち直り無失点。「フォークを交ぜたりボール球を使い、コースを広く使っていった」。簡単に捕まった3回の反省から捕手坂本と相談し、修正してみせた。予定の7回を89球。不運な当たりも多く10安打も、四球は2つに抑え、併殺も3つ奪った。「ゴロで打ち取るのは自分のスタイル。意図したアウトの取り方は多いと思うので、そういう意味では手応えは感じています」と収穫も語った。
平田2軍監督は「イニングを含めて(復活への段階を)登っている」と評価。次戦は28日からの同リーグ広島3連戦以降に先発し、投球回数をこれまでのように予定せず、無制限で投げる見込みだ。