侍稲葉監督、巨人坂本勇人の三塁起用も「考えたい」

巨人対オリックス 試合前、原監督(左)と握手を交わす稲葉監督(撮影・狩俣裕三)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人4-3オリックス>◇18日◇東京ドーム

侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)がマルチ侍を評価した。18日、巨人-オリックス戦を視察。

セットアッパーから今季先発転向のオリックス山本の幅広い適性を確認した。「ジャパンの中で先発もできるし、先発が先に崩れて2、3イニングとロング(リリーフ)もいけると思う。一番の持ち味、初球から自分のピッチングができるのは先発でも中継ぎでも対応していける」と感じた。また、巨人坂本勇の起用法も思案。球界を代表する遊撃手ながら西武源田も代表候補。指揮官は坂本勇の三塁起用について聞かれ「基本的には遊撃手というラインになるとは思うが、三塁も含めて考えたい」と話した。代表で4番も務めた巨人岡本には「しっかり壁をぶち破ってほしい」と求めた。