阪神梅野の不敗神話弾止まるも稲葉監督が熱視線

阪神対樂天 4回裏阪神2死、梅野は中越えに本塁打を放つ(撮影・奥田泰也)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-3楽天>◇20日◇甲子園

阪神梅野隆太郎捕手の不敗神話弾は12試合目でストップした。1点リードの4回にバックスクリーン左へ7号ソロ。

「攻撃で迷惑をかけていた部分もあったので、日を改めて気持ちを切り替えて。いい追加点にはなった」。前日19日は満塁機に凡退など5打数無安打。すぐにバットで取り返した。侍稲葉監督も「バッティングに魅力がある」と評価。リード面やキャッチングを含めても「いい姿になってきた。(代表)候補の1人です」と話した。一方でチームが逆転負けを喫し、悔しい結果に。昨季から続いていた、本塁打を放てば負けない記録も12試合目で止まった。梅野は「1つのアウトに執念、集中していかないと、もらえるものももらえない」と振り返っていた。