巨人菅野まさかの初回4失点、2回途中プロ最短降板

巨人対ソフトバンク 2回表ソフトバンク無死一塁、打者和田に四球を与えた場面で、降板となった菅野はがっくりと引き揚げる(撮影・浅見桂子)

<日本生命セ・パ交流戦:巨人1-5ソフトバンク>◇23日◇東京ドーム

巨人先発の菅野智之投手(29)が1回0/3、3安打4失点(自責2)でプロ最短でマウンドを降りた。14年10月2日ヤクルト戦で右肘靱帯(じんたい)部分損傷のため、2回降板がこれまでの最短だった。

初回、ソフトバンクの福田に先頭打者弾で先制されると、続く上林を歩かせた。1死を挟み、四球と内野安打で1死満塁。松田宣の遊ゴロを遊撃手坂本勇が三塁へトスするも悪送球となり2者が生還(記録は適時内野安打と悪送球)。さらに1死一、三塁から甲斐にセーフティースクイズを許し、この回4点を失った。

2回もマウンドに上がったが、先頭の投手和田に四球を与えたところで原監督がベンチを出た。2番手で大江が登板し、後続を3人で打ち取った。