18年楽天アマダーら/過去のドーピング違反

楽天アマダー(2018年7月3日撮影)

オリックスのジョーイ・メネセス内野手(27)がドーピング規定違反で6月27日から1年間の出場停止処分を科せられた。日本野球機構(NPB)のアンチ・ドーピング調査裁定委員会が27日、発表した。

<過去のドーピング違反>

◆ガトームソン投手(ソフトバンク) 07年7月113日の検査で、服用していた飲む発毛剤から禁止薬物が検出。20日間の出場停止と球団に750万円の制裁金が科された。

◆ゴンザレス内野手(巨人) 08年4月30日の検査で、覚せい剤取締法で規制されるアンフェタミンなどが検出。5月26日に1年間の出場停止となり、巨人は契約を解除。

◆リオス投手(ヤクルト) 08年5月21日の検査で、筋肉増強剤の一種であるハイドロキシスタノゾロールを検出。6月28日に1年間の出場停止となり、ヤクルトは契約を解除。

◆井端弘和内野手(中日) 11年7月12日の検査で禁止薬物に指定されるプレドニゾロンなどが検出。眼病の治療目的で使用する除外措置を中日が有効期限後に再申請しなかったもので、井端はけん責。球団に制裁金300万円が科された。

◆アマダー内野手(楽天) 18年6月13日の検査で一般的に血圧を下げる降圧剤などとして投与され、利尿作用があり、筋肉増強剤などを体外に排出する効果があるクロルタリドンとフロセミドが検出。8月9日から6カ月間の出場停止処分を科せられた。シーズン後に退団となった。