中日京田が初球宴喜ぶ 遊撃坂本勇人へ弟子入り志願

監督推薦でオールスター出場が決まり笑顔でポーズを決める柳裕也(左)と京田陽太(撮影・森本幸一)

<マイナビオールスターゲーム2019:監督推薦>

中日のプロ3年目、京田陽太内野手(25)が同期の柳と一緒に監督推薦で球宴に初選出された。

「正直ビックリしました。まさか選ばれると思っていなかった。うれしかった」。喜びとともに湧き上がった考えは、巨人坂本勇人への“弟子入り”だった。

「同じショートの坂本さんにいろんな話を聞きたいと思います。守備だったり打撃だったり日本を代表するショートストップなので、いろんなことを聞いていきたいな」。

今季の京田は開幕でつまずいた。開幕スタメンを堂上に奪われ、代走出場だけに終わり、17年からの連続試合出場が273でストップ。開幕3戦目でスタメン復帰したが、5月は月間打率1割8分5厘と低迷。6月に復調の兆しを見せて通算打率2割5分9厘まで押し上げてきが、今ももがいている。坂本勇は、今季も開幕から36試合連続出塁でリーグ記録を更新するなど走攻守そろった球界トップクラスの遊撃手。球宴で密着マークしてヒントを得るつもりだ。

現在チームは5連勝と波に乗り、2日から前半戦ラストとなる9連戦を迎える。球宴を挟む形で京田が復調していけば、後半戦の巻き返しに期待が膨らみそうだ。【伊東大介】