阪神大山が3安打も守備で精彩欠く「悔しいです」

DeNA対阪神 8回表阪神1死、左前安打を放つ大山悠輔(撮影・上田博志)

<DeNA7-2阪神>◇4日◇横浜

阪神大山悠輔内野手が6月12日ソフトバンク戦以来、今季3度目の猛打賞と気を吐いたが、勝利には結びつかなかった。

「負けたので、それだけです。結果が全てなので…。勝利に貢献できてからのこと。そういう打順を打っているので悔しいです」

敗戦にも、4番の踏ん張りに浜中打撃コーチは「最近は調子を落としていた。(結果に)納得しているかはわからないけど、自信にはなると思う。4番の仕事をしたなという実感が沸くと思う」と話した。

この日は2打点で、自己最多打点となる49に数字を伸ばした。ただ、守備では精彩を欠いた。6回にはサード後方の飛球を懸命に追うも、グラブに当てて落球。今季15個目の失策を犯してしまった。4番だからと言って、打てばOKではない。攻守に渡って軸となる選手になるべく、ミスをしても大山は必死に前を向いた。