高野が虎カラーで移籍会見「歴史と伝統重んじて」

阪神入団会見を行い笑顔でポーズをみせる高野圭佑(撮影・清水貴仁)

ロッテから阪神に移籍した高野圭佑投手(27)が7日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号は30に決定。「タイガースは昔から強いチーム。よくテレビで見ていたチーム。歴史と伝統をしっかり重んじてチームの一員になりたい」と抱負を語った。

トレード成立直後に購入したというタイガースカラー、黄色に近い黄金ネクタイで登場。会見直前には矢野監督とも顔を合わせ、「うちのモットーは楽しくやること。楽しくやってくれ」と声をかけられたという。「野球を楽しむというのは大事なこと。甲子園は野球の聖地。投げられる喜びを感じながら投げたい。ストレートでどんどん押していきたい」と気合十分だ。

常時140キロ台後半を計測する直球にフォーク、スライダーを効かせるスタイル。1日も早く豊富な虎救援陣の1軍枠に割って入る覚悟だ。

この日、7月7日は母の誕生日。「頑張って行ってこい」と激励され、「母の願いに応えられるように頑張りたい」と力を込めた。