工藤監督「選手たちのおかげ」5時間21分死闘制す

ソフトバンク対西武 12回裏ソフトバンク1死満塁、栗原(左)がサヨナラ中犠飛を放ち、笑顔で抱擁する工藤監督(撮影・浅見桂子)

<ソフトバンク8-7西武>◇8日◇東京ドーム

ソフトバンク工藤公康監督が今季NPB最長タイの5時間21分の死闘を制した選手たちをたたえた。

最大5点のリードがありながら9回に6-7と逆転された。その裏に上林が同点ソロ本塁打を放って延長に入り、12回に代打栗原が犠飛で試合を決めた。

工藤監督は疲れた様子も見せず「今日は本当に、選手たちが、追いつかれても追い越されても、点を取られても取って。最後はすばらしい形で勝つことができて、選手たちのおかげ。今日の試合はみんなで勝ち取った勝利。こういうゲームはなかなかあるものではない。みんなが良く粘ってくれた。ナイスゲーム」と熱い口調で振り返った。