ソフトバンク・スチュワート初実戦 最速151キロ

先発のソフトバンク・スチュワートは2回を投げ、1安打無失点と好投する(撮影・今浪浩三)

<3軍交流試合:ソフトバンク-九州三菱自動車>◇9日◇タマホームスタジアム筑後

ソフトバンクのカーター・スチュワート投手(19=東フロリダ州立短大)がNPBでの実戦デビューを果たした。

1回。先頭打者への初球は146キロ直球でボール。カウント2-1から、148キロ直球を左中間に運ばれ二塁打を許した。その後は2人続けて右飛に打ち取り、2死三塁では4番打者を151キロ直球で空振り三振に斬った。

2回は三ゴロ、二飛、空振り三振で3者凡退だった。

予定の2回を投げ打者7人に24球で1安打、無四球、2奪三振。最速は151キロで、フォーシーム、ツーシームに加えて変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップを投げた。

投球を終えたスチュワートは「投げられたことが本当にうれしい。初めての試合で緊張と興奮がありました。今は9割くらいの状態。試合に投げるごとに良くなっていくと思う」と笑顔で振り返った。