野村克也氏「何やってんだ」最下位ヤクルトにエール

ヤクルト球団設立50周年を記念した初のOB戦「オープンハウス presents スワローズ ドリーム ゲーム」でGOLDEN 90's監督を務めた野村氏(左)から3人目。左からヤクルト小川監督、元監督の若松氏、1人おいて古田敦也氏(撮影・小沢裕)

<スワローズ ドリーム ゲーム:GOLDEN 90’s3-6Swallows LEGENDS>◇11日◇神宮

試合後のファイナルセレモニーでは、表彰式が行われた。

優秀選手には、池山隆寛とアーロン・ガイエルが選出された。最優秀選手賞には、Swallows LEGENDSの岩村明憲が輝いた。岩村は「神宮で野球ができて、幸せな時間でした」と話した。

最後には、野村克也監督があいさつを行った。「長い野球人生ですが、ヤクルトには足を向けて眠れません。ヤクルトのユニホームを着て日本一3回、リーグ優勝4回させていただいた。これほど名誉なことはありません。今後も、小川監督を先頭に頑張っていただきたい」と話した。

セ・リーグ最下位に沈む今季のチームについては「何をやってんだ、というのが今の私の正直な気持ちです。1日も早く最下位を脱出して、優勝戦線に加わってください。陰ながら応援しております」とエールを送った。