吉田輝星「雑草魂見せてくれた」敗戦の後輩を称える

角館対金足農 ピンチで円陣を組む金足農ナイン。船木主将(10番)は好投を続ける山形(20番)を鼓舞(撮影・山田愛斗)

<高校野球秋田大会:角館8-5金足農>◇16日◇3回戦◇さきがけ八橋球場

昨夏、吉田輝星投手(日本ハム)を擁し、甲子園準Vの金足農が延長13回タイブレークの末に3回戦で敗れ去った。

▽日本ハム吉田輝星投手のコメント 何が起きるか分からない夏の大会で、最後の最後まで諦めず、金農の雑草魂を見せてくれたと思います。昨夏以降、周りからの注目度も高まった中で、素晴らしい戦いをしてくれたことに、心から「お疲れさまです」と伝えたいです。特に、1年生ながら13回を投げ切った山形投手のつらさは十分に分かりますし、その中でもみんなの思いを背負ってよく投げてくれたと思います。これからも、金足農業野球部を引っ張っていってもらいたいです。僕も、金足農業の皆さん、そして全国の野球ファンに、勇気と感動を与えられるような投手になりたいです。