5月5日は中田の日?いたずら書きから一転大活躍

11年5月6日付日刊スポーツ紙面

<北海道日本ハムファイターズ15年史>

日本ハムは2018年で北海道移転15年。過去の名場面、珍場面を、当時の紙面とともに振り返ります。

<11年5月6日付>

各球場のロッカー室には、ホワイトボードが置かれている。その日のスタメンのほか、選手や関係者への事務連絡なども書かれているのだが、この日のオリックス戦のホワイトボードには「5月5日」という日付のあとに「中田の日」と記されていた。「誰が書いたん?」。中田本人は笑いながら“いたずら”を楽しんでいたのだが、実際に「中田の日」になったのだ。

相手はメジャーで通算124勝を挙げた朴賛浩。だが4回に中前打を放つと、5回2死一、二塁の好機には、左中間を深々と破る2点適時二塁打。梨田監督も「あれは効くヒットだったね。追加点が欲しい場面で打ってくれた」。2安打2打点の活躍で、チームは首位に返り咲いた。

清水守備走塁コーチは「こどもの日だから、中田の日なんでしょ。“こっち”が子どもだから」と頭を指しながら解説したが、同コーチも“犯人”ではない模様。真相はやぶの中だが、大活躍だったことは間違いがない。

ただし、同年以降はレギュラーとして毎年欠かさず「こどもの日」に出場してきた中田だが、今年も4打数無安打と、実はあまり打っていない。通算36打数9安打、打率2割5分と平凡なのだ。大活躍だったこの年を最後に、中田は「おとな」になったということか…。