阪神マルテ激走生還、糸原「一生懸命走ってくれた」

阪神対中日 6回裏阪神無死一塁、糸原健斗の右中間適時打で藤本敦士コーチの制止を振り切り生還するジェフリー・マルテ(撮影・上田博志)

<阪神7-6中日>◇30日◇甲子園

球団通算8000号放った阪神の新助っ人ソラーテに負けじと、ジェフリー・マルテ内野手(28)が激走を見せた。

4-3とされた6回、先頭のマルテが右前打で出塁すると、続く糸原が右翼へ二塁打。マルテは一気に本塁まで激走し、同点に追いついた。糸原は「後ろにつなぐ意識しかなかったです。マルテが一生懸命走ってくれたことで生まれたタイムリーです」とたたえた

なおも1死一、二塁から近本が中前適時打を放ち、再逆転に成功した。