<阪神7-6中日>◇30日◇甲子園
阪神矢野監督は劇的なサヨナラ勝ちにも浮かない表情だった。危うく守り負けしている試合だった。「今日もミスが多すぎた。そういうモヤモヤがずっとあって…。本当に監督として勝ったのは思い切り喜びたいけど、もう1人の自分はこれで喜んでいいのかなと。複雑なところ。頭が痛い」と渋面が続いた。
1点リードの8回。ジョンソンが1死後、遠藤も三塁へのフライに打ち取った。だが、この回から守る糸原が落球。塁上に走者を残し、逆転されてしまった。この日は4失策。球際の弱さはシーズン佳境に入っても一向に改善されず、12球団ワーストのチーム失策は83個に膨れ上がった。
ソラーテも遊撃守備の起用は再考する。5回にビシエドの正面の打球を捕球ミス。6回1死二塁では送球ミスの失策で、逆転される引き金となった。失策にならないミスも続出。矢野監督は「ソラーテの守備位置も含めて今後はいろいろ考えながらやっていかないと。(全体的に)しっかりやっていかないと上にいけない」と危機感を募らせた。
▽阪神久慈内野守備走塁コーチ(ソラーテの遊撃守備について)「守備はこれから考える。来たときからとりあえず遊撃で。本職じゃない。適所を見つけることがチームのためにもなる。やるとしたら二塁になる」