緒方監督「エースのピッチングに尽きる」一問一答

広島対阪神 完封勝利の大瀬良を迎える緒方監督(左から2人目)(撮影・清水貴仁)

<広島7-0阪神>◇2日◇マツダスタジアム

広島が3連勝し、首位巨人とのゲーム差を3に縮めた。先発大瀬良大地投手(28)が完封で8勝目。打線は1回に敵失絡みで2点を先制し、6回にサビエル・バティスタ外野手(27)の25号満塁弾などで突き放した。緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

-理想的な勝ち方

緒方監督 今日はもう大地のピッチング、エースのピッチングに尽きる。最後まで力むことなく丁寧に打たせて取った。三振を意識したような投球でもなかったし、立ち上がりは調子よさそうには見えなかったけど、ギアを入れるところでは、ランナー背負ったところでしっかり入れていた。バッテリーの完封。ゲームを締めてくれた。ナイスリード。ナイスピッチング。打線は、前回高橋遥から点を取れていなかったからね。1、2番がいい形で得点の形をつくれた。そこからエラーが絡んだとはいえ、初回の2点は大きかった。6回、バティスタはまったく今日ノーカンだったのに(満塁弾)ね。期待していないとはいえないけど、ああいうことがあるからね。それも、その前の打順でしっかりキクがつなげていたから。(相手)ピッチャーも力が入った。今日は本当にナイスゲームでした。明日またがんばります。