阪神藤川が仁王立ち4S「数を踏んでいかないと」

広島対阪神 9回裏を抑え捕手の梅野とタッチを交わす藤川(右)(撮影・今浪浩三)

<広島1-4阪神>◇3日◇マツダスタジアム広島

阪神藤川球児投手が広島打線相手に仁王立ちした。9回、先頭の4番鈴木にオール直球勝負で空振り三振を奪うと、松山には右中間二塁打を許したが会沢にも力勝負で空を切らせた。

安定感のある投球で今季4セーブ目をマーク。「打線に迫力がある。簡単じゃない。9回は疲労度が全然違う。まだまだ数を踏んでいかないといけない」。ドリスが2軍調整するなか、かつてのリリーフエースが奮闘。矢野監督も「経験が球児は一番大きい。球児には、抑えが似合う」と信頼を寄せた。