<広島1-4阪神>◇3日◇マツダスタジアム
広島の連勝が3で止まった。7回まで1点差の接戦だったが、8回に失策絡みで致命的な2失点。中崎翔太投手(26)が1カ月半ぶりの復活登板で1イニングを0封したことが収穫だった。
緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。
-どちらに転んでもおかしくない試合
緒方監督 床田も粘って2失点。エラーもあった中で、粘って投げてくれた。中盤に2回ほどチャンスがあった中で追いつけなかった流れの中で、8回の2点はかなり重かった。
-(8回の)失策が痛かった
緒方監督 1つのアウトでいいんだろうけどね。2つ取ろうとしないで。そういうふうにはやっていないと思うけど、1つのプレーをしっかり意識すれば2つ取れる。
-中崎が戻った
緒方監督 落ち着いた投球をしてくれた。早いうちに投げさせたかったけど、ゲームがずっとこういう形で、なかなか投げられるチャンスがなかった。球筋も見られたし、落ち着いてキレのいいボールが来ていたと思うし、また、試合の流れを見ながら起用を決めていきたい。
-徐々にステップアップ
緒方監督 経験のあるピッチャーだからね。久しぶりの登板で落ち着いただろうし、それなりのポジションのところというか、僅差のところ。勝ち(の展開)でも負け(の展開)でも、中継ぎ陣もきついだろうし、1枚加わってもらってと思います。
-菊池涼が好プレー連発
緒方監督 本当にピッチャーを助けるプレー。昨日も体張ったプレーがあったし、相手に流れを渡さないというところでしっかり辛抱してくれるから、途中までこういう僅差の締まったゲームになる。暑い中、連戦が続く。あした何とか勝ち越したい。