日本ハム有原「すごく大事」逆転Vへ首位と3連戦

新千歳空港から福岡へ向かう日本ハム有原。(左は秋吉)(撮影・木下大輔)

大黒柱に逆転Vの夢を託す。日本ハムは10日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の先発にハーラートップの11勝、防御率2・29の有原航平投手(26)を起用する。

3・5差で追う首位との直接対決3連戦の初戦。相手先発は10勝、同2・27のエース千賀。9日、新千歳空港で取材に応じた栗山英樹監督(58)は「ここに(有原の先発)ローテーションを組んできたつもり。信じていくしかない」と休養十分の中8日で起用する真っ向勝負を仕掛ける。

今季の先発ローテはショートスターターを積極活用。1、2軍の入れ替えも頻繁で、離脱した上沢やマルティネスの穴を埋めてきた。必然的にブルペンの稼働率も上がる中で有原の存在感は別格。先発17試合で必ず6回以上を投げ、中継ぎ陣を休ませている。使いどころが新戦略の肝で、球宴明けも慎重な起用が続いていたが、後半戦初のカード頭での起用。重要な1戦というメッセージでもある。

有原も「チームにとってすごく大事な試合。初回からしっかり投げたい」と力を込めた。2戦目以降は堀、ロドリゲス、吉川、金子という先発タイプによるショートスターター戦術が予定されている模様。「この3つ、目いっぱいいくしかないだろ」と栗山監督。満を持して送り込む有原が、3連勝への道筋を付ける。【木下大輔】