阪神望月がプロ初勝利逃す「変化球の精度が悪く」

阪神対広島 5回表広島2死一、三塁、降板する望月(撮影・奥田泰也)

<阪神6-5広島>◇11日◇京セラドーム大阪

阪神望月惇志投手(22)は4回2/3を8安打5失点で降板し、プロ初勝利を逃した。

プロ2度目の先発マウンド。1回に1点リードをもらったが、2回6番会沢に同点打を許す。3回は4番鈴木に勝ち越し打を浴び、5回は不運な二塁打から崩れた。

「全体的に変化球の精度が悪く、カウント負けをしてしまい、持ち味の真っ直ぐを生かすピッチングをできませんでした。初回から点を取って盛り立てていただいたのに、すぐに逆転を許してしまい、野手の方々に申し訳ないです」

7月17日中日戦(豊橋)でプロ初先発し、5回4失点で勝ち負けつかず。1カ月ぶりの1軍先発マウンドで記念星を狙ったが、強力カープ打線に打ち崩された。