阪神4番マルテ&5番大山、新クリーンアップで逆転

中日対阪神 5回表阪神2死二、三塁、大山の中前2点適時打で生還したマルテ(左)を笑顔で迎える阪神ナイン(撮影・前岡正明)

<中日3-6阪神>◇14日◇ナゴヤドーム

新クリーンアップで一気の逆転に成功した。3点を追う5回。2死から代打木浪の右前打を皮切りに、2本の適時打を含む4連打で1点差と迫った。

さらに2死一、三塁で4番マルテが左越えの適時二塁打で同点。なおも2死二、三塁から、今季初めて5番に座った大山が中前への2点適時二塁打。この回、2死からの6連打で一挙5点を奪い、試合をひっくり返した。

同点打のマルテは「昨日(4打数無安打)は自分の仕事を果たすことができなかったから、今日はチャンスの場面で仕事ができて良かったよ。自分にとってもチームにとっても、ポジティブな結果になったね」。勝ち越し打の大山は「みんなの勢いに乗って打つことができました。1打席目のチャンスで凡退してしまったので、取り返すことができて良かったです」と、それぞれ打席を振り返った。 打線は12日同カードの2回から20イニング連続無得点だったが、中日先発の山井を捉え、25イニングぶりの得点から一気に目覚めた。