巨人ゲレーロ1059打席目の初犠打、スタンド騒然

6回裏巨人無死一、二塁、ゲレーロは捕前に送りバントを決める(撮影・加藤哉)

<巨人4-2阪神>◇17日◇東京ドーム

巨人アレックス・ゲレーロ外野手が来日初の犠打を決めた。1点リードの6回無死一、二塁。初球からバントの構えをするとスタンドがどよめいた。

1度、打席を外して元木三塁コーチから耳打ちされて、打席に戻ると、阪神西の初球の外角スライダーを投前へ絶妙のバントで走者をそれぞれ進塁させた。来日3年目、1059打席目での初犠打を記録した。「バントは初めてだね!! チームの指示だからね! チームが勝つために、いいバントが決められて良かった」とコメントした。