ソフトバンク、アニメ「MIX」とコラボ 声優登場

ソフトバンクとテレビアニメ「MIX」のコラボイベントでセレモニアルピッチを行った声優の梶裕貴(左から2人目)と内田真礼(同3人目)。左は立花投馬、右は立花走一郎

ソフトバンク-西武19回戦(ヤフオクドーム)が18日、テレビアニメ「MIX」とのコラボデーとして開催された。

「MIX」はあだち充氏原作の野球アニメで、「タッチ」の舞台だった明青学園の30年後を描いている。この日はヤフオクドームにメインキャラクターの立花投馬、立花走一郎。そして立花投馬役の声優、梶裕貴と立花音美役の声優、内田真礼が来場した。

試合前には声優の2人がセレモニアルピッチを行った。ヤフオクドームでは初めての投球となった梶は、ワンバウンドとなり「納得はいかないですが、こんなにすてきな環境で投げさせてもらえてうれしい」。昨年に続き、2年連続でヤフオクドーム登場となった内田は「昨年ワンバウンドで心残りがあったんですが、今日の方がだめな感じでした」とゴロになった投球を振り返り苦笑いした。

首位を走るソフトバンクに向けて梶は「コラボの機会をいただいて、応援させてもらえるのでぜひ勝っていただきたい。すてきな試合が見たいですね。『熱男』『甲斐キャノン』が見たいなと思います」とエール。内田は「緊張感のある試合は甲子園もプロ野球も変わらないと思います。『MIX』が好きな方は高校野球も好きだと思うので、丸1日、野球を楽しんでいただけたらと思います」と話した。

声優の2人は試合を観戦し、試合後にはトークショーも予定。梶はソフトバンクファンの内田に「解説してもらいながら見たいと思います」と笑顔。イベントまでに内田から、この日初昇格のコラスについて話を聞かされたようで「コラス選手に頑張ってほしい」と期待していた。