阪神福留スタメン継続で結果、甲子園へ切り替えて

3回表阪神2死一、二塁、先制の右前適時打を放つ福留(撮影・小沢裕)

<ヤクルト5-1阪神>◇25日◇神宮

阪神福留孝介外野手が2試合連続の先制打を放った。3回2死一、二塁の場面。ヤクルト先発ブキャナンのチェンジアップを右前へ運んだ。二塁走者ガルシアが激走で本塁生還。「なんとか先制したい場面だったので、ランナーを返すことが出来て良かったです」と振り返った。前日24日の同戦では初対戦の先発田川から初回に先制2ラン。2夜連続となる鮮やかな先制パンチだ。

42歳のベテランが逆転CSへ欠かせない存在だ。これまでは休息日を挟んでの起用が多かったが、今月10日に糸井が戦線離脱してからはスタメン出場を継続。勝負どころで結果を残している。

福留は「久しぶりに甲子園に帰るということもあるし、また切り替えてやっていきたい」と力強く話した。セ・リーグ最年長がチームを引っ張っている。