原監督「力はカープが上回ってる」5年連続負け越し

巨人対広島 広島に敗れ、しばらくスコアボードを見つめる巨人原監督(撮影・垰建太)

<巨人0-2広島>◇27日◇東京ドーム

巨人打線が沈黙した。散発4安打で今季初の2試合連続完封負けを喫した。

8四死球の広島先発ジョンソンに10残塁。原監督は「そうですねぇ。うん。まぁ、見ての通りだね」と顔をしかめた。

相手助っ人左腕に対し3試合連続で計20イニング無得点と苦戦が続く。この日も7回まで4度、得点圏に走者を進めたが、決定打を欠いた。

広島に今季13敗目で5年連続の負け越しも決まった。

指揮官は「いい気持ちはしないね。力そのものはやはり今日まではカープが上回ってるというところでしょうね」と認めた。

「正常ではない状態だから代えたということですね」と、8回の守備から坂本勇をベンチに下げた。コンディション不良で大事を取っての交代とみられ、次戦以降は当日の状態を見ての判断となる。

20日の優勝マジック点灯から2試合連続で足踏みとなった。28日の第2戦はエース菅野で歩を進める。