PL学園甲子園へ マスターズ大阪代表、桑田氏活躍

マスターズ甲子園大阪予選代表決定戦で先発したPL学園・桑田真澄氏(撮影・望月千草)

PL学園OBが、懐かしの甲子園に帰ってくる。

高校硬式野球部OBチームで争う「マスターズ甲子園」大阪府予選の代表決定戦が31日、東大阪市内で行われた。PL学園が春日丘に11-5で勝利し、初参加で甲子園切符を手に入れた。

PL学園は桑田真澄氏(51=野球評論家)が「4番投手」で先発。1回2死から左前打で出塁を許すと、次打者を代名詞のカーブで空振り三振。名門エースの貫禄を見せた。マウンドは1回で降り、2回は遊撃の守備に就いた。

大会では、1試合年齢ごとに、シニア、ミドル、ヤングの3世代が出番制でプレーするルールを設けているため、45歳以上の桑田氏らシニアカテゴリーの出番は時間制限で2回で終了。ベンチから仲間に声援を送った。

打線は2回、1死一塁から1番中島丈雄外野手の適時打などで2点を先制。その裏、1点差に詰め寄られたが、4回に2点、6回には4点追加するなど小刻みに加点し、試合の主導権を最後まで譲らなかった。