ヤクルト山田哲人、連敗止めた節目リーチの199号

中日対ヤクルト 決勝本塁打を放った山田哲はつば九郎と笑顔でファンの声援に応える(撮影・前岡正明)

<中日2-5ヤクルト>◇31日◇ナゴヤドーム

ヤクルト山田哲人内野手が延長10回に32号3ランを放ち、チームの連敗を4で止めた。通算で199本塁打とし、節目にリーチをかけた。

2-2で迎えた延長10回2死一、二塁、中日の4番手藤嶋の133キロフォークを捉えて、左翼席のスタンド最前列へ運んだ。「(走者を)かえすぞという強い気持ちでいきました。しっかり自分のポイントで、自分のスイングで打つことができました。勝利につながるバッティングができてよかった」と振り返った。

残り19試合で、チームは最下位。それでも声援を送り続けてくれるファンへの思いを込めて「1試合でも多く勝てるように、頑張ります」と決意を口にした。