西武栗山が球団新1807安打 石毛氏を1日で抜く

西武対ソフトバンク 3回裏西武1死、右安打を放つ栗山巧。球団新記録の1807安打をマーク(撮影・たえ見朱実)

<西武-ソフトバンク>◇31日◇メットライフドーム

プロ18年目の西武栗山巧外野手(35)が、球団新記録となる1807安打を放った。

6-1の3回1死、ソフトバンク松田遼の初球、外角115キロカーブを鮮やかに右前にはじき返した。30日に1806安打で並んだ石毛宏典氏の記録を1日で抜き去った。電光掲示板に記録達成の文字が浮かび上がると、ヘルメットをとって、ファンに一礼。大歓声に応えた。「打席では記録のことを忘れていましたが、塁上で電光掲示板を見て実感が湧きました。石毛さんの記録を抜いての更新ですか。憧れの大先輩の記録を超えられたことは本当にうれしいです。そして、ライオンズファンからの歓声が大変うれしかったです」と話した。