死球だ野選だ悪送球だ 広島フランスア自滅で6敗目

9回裏ヤクルト2死満塁、山田哲は広島5番手で登板したフランスアから左越えにプロ入り通算200号本塁打となるサヨナラ満塁本塁打を放つ(撮影・小沢裕)

<ヤクルト11-7広島>◇4日◇神宮

広島フランスア投手が自滅した。7-7の9回裏に登場し、先頭に死球。無死一塁から奥村の投前バントを処理し、二塁送球したが犠打野選となり、さらに上田の投前バントを三塁へ悪送球。2死までこぎつけたが、山田哲にサヨナラ満塁弾を浴びた。

「(バントの)1つめは『ファースト』と指示された。2つめは球が手につかなかった」。緒方監督は「傷口を広げる守備をしてしまった」と話した。