阪神岩貞、先制点悔やむも及第点「次回も継続して」

広島対阪神 4回裏広島1死一、三塁、ピンチに集まる岩貞祐太(中央)と阪神の選手たち(撮影・清水貴仁)

<広島3-2阪神>◇8日◇マツダスタジアム

阪神の先発岩貞祐太投手が先制点を悔やんだ。序盤は緩急をうまく使いながら、三振を奪うなど上々のスタート。

だが3回2死走者なしから連打を浴び、長野の左前適時打で2点を先制された。「大事な試合で、先制点を与えてしまったという部分では悔しいです」。打順の兼ね合いもあり4回で降板となったが、及第点の投球。「ピッチングの内容自体は悪くなかった。次回も継続してやっていきたいと思います」と前を向いた。

▽阪神福原投手コーチ(岩貞の4回降板について)「チームとして点を取りに行かないといけなかったので、ボールは悪くなかったし、今日はしょうがないという部分はあります。丁寧に投げていたと思うし、悪いわけじゃなかった」

▽阪神清水ヘッドコーチ(序盤で岩貞に代打)「どうしても勝ちたい、そういう部分が監督にあって、そうなったと思う。負けたことはしょうがないし、1個でも勝てるように頑張ります。クライマックスシリーズまで、まだ分からないし」