阪神北條先制2点打「ヤギさんのために打ちました」

4回裏阪神2死満塁、北條史也は左前2点適時安打を放つ(撮影・奥田泰也)

<阪神10-3ヤクルト>◇11日◇甲子園

阪神が、6試合ぶりに先発出場した北條史也内野手(25)の2点タイムリーで先制した。4回1死から福留が四球で出塁すると、糸原、高山が安打でつなぎ2死満塁。

7番北條が、ヤクルト小川の外角低めのスライダーを左前にはじき返した。

「ヤギさん(先発青柳)のために打ちました。先制点がほしかったので、打つことが出来て良かったです」。

前回先発出場した4日DeNA戦(横浜)でも、2安打2打点と活躍。この日もチャンスをものにした。

この日の試合前時点で3位広島と4・5ゲーム差。自力CS進出の可能性は消滅したが、負けられない試合で先手を取った。