阪神メッセ引退に球団は「これまでの功労に感謝」

メッセンジャー引退の経緯を説明する阪神谷本球団副社長(撮影・上田博志)

阪神ランディ・メッセンジャー投手の引退を受けて、谷本球団副社長兼本部長の一問一答は以下の通り。

 

広報からリリースした通りですけれども、本日、メッセンジャー投手から引退したいという意向が伝えられまして、球団としても了承したというのが、現時点でのご報告です。

-申し出はいつか

今日ですね。今日の午前中ですね。

-理由は

思い通りにならないのと、やっぱりあれだけ長年にわたって投げ続けてきた投手ですので肩とか肘の疲労もあったでしょうし、何とか1軍でもう1度、マウンドに立ちたいということで今年も米国に戻って治療もして一生懸命、ベストを尽くしてくれた。昨日もちょっと結果が出なくて。カメラマンの皆さんには(ふてくされた行為をとって)ちょっと失礼なことがあったかもしれないですけど、それは球団としておわびしたいと思います。思い通りにならなかったところで潔くユニホームを脱ぎたいという申し出がありましたので、これまでの功労に感謝しつつも認めたというところでございます。

-日本人扱いになるまで日本で奮闘した。今後の球団内での扱いについて

それはおいおい、話をしていきたいと思います。メッセンジャー投手にも、その旨、国際スカウトの方から伝えています。また、発表できれば、発表させていただきたいと思います。

-引退試合について

それもできたら、監督や首脳陣と相談してからになります。できたら、そんな形を作ってあげられたら。甲子園の1軍のマウンドを目指してやってきました。昨日の鳴尾浜のマウンドが最後というのもちょっとかわいそうな気もするので。