オリックス富山2回完全デビュー「いけると思った」

日本ハム対オリックス 7回から登板するオリックス富山(撮影・佐藤翔太)

<日本ハム4-1オリックス>◇26日◇札幌ドーム

オリックスのルーキー富山凌雅投手がプロ初登板で鮮烈デビューを果たした。7回に4番手で登板。最速141キロながら、力のある直球主体の投球で、2イニングを完全に封じた。

トヨタ自動車からドラフト4位で入団した左腕は「緊張して感覚がなかった。ブルペンではよくなかったけど、マウンドからの距離が近く感じて、力を抜いていけると思った」と振り返った。

西村監督は「しっかり勝負できていた。スピードガン以上に直球がきていた」。これで新人の支配下選手7人全員が1軍出場を果たした。